「このトラジディナイト」ってどういう意味?
スラムダンクのエンディングで流れるWANDSの『世界が終るまでは…』を聴いて、
気になった人も多いのではないでしょうか。
「このトラジディナイト」というフレーズは、どこか胸が苦しくなるような響きがありますよね。
この記事では、言葉の意味を深掘りしつつ、
『世界が終るまでは…』という楽曲の魅力や、スラムダンクとのつながりについても紹介していきます。
「このトラジディナイト」ってどういう意味?
『世界が終るまでは…』の中で何度か登場する「このトラジディナイト」というフレーズ。
英語の “tragedy night” をカタカナにした言葉です。
実際の歌詞では、単に“悲しい夜”というだけではなく、
もっと深い感情が込められているように感じますよね。
このフレーズの前後
このフレーズの前後には、「戻れない夜」「君だけを守りたい」といった言葉が続いています。
つまり‥「トラジディナイト=すべてが変わってしまった夜」「取り返しがつかない何かが起きた夜」とも解釈できるんです。
たとえば…
- 大切な人との別れ
- 自分の弱さに気づいた瞬間
- 諦めや後悔が押し寄せた夜
そんな【忘れられない夜】を表す象徴的な言葉が、「このトラジディナイト」だと推測できます。
スラムダンクの世界とリンクする感情
この曲がスラムダンクのエンディングに流れるたび、
視聴者は試合に敗れた悔しさや、成長していく登場人物たちの姿に心を動かされましたよね。
「悲劇の夜」は、ただの絶望ではなく、次に進むために必要な感情。
そのため、このフレーズが特に耳に残る言葉なのかもしれません。
「世界が終るまでは…」ってどんな曲?
『世界が終るまでは…』は、1994年にリリースされたWANDS(ワンズ)の代表曲。
アニメ『スラムダンク』のエンディングテーマで、今なお多くのファンに愛されている名曲です。
\ 楽曲データまとめ /
項目 | 内容 |
---|---|
曲名 | 世界が終るまでは… |
アーティスト | WANDS(ワンズ) |
リリース日 | 1994年6月8日 |
作詞 | 上杉昇 |
作曲 | 織田哲郎 |
編曲 | 明石昌夫 |
タイアップ | アニメ『スラムダンク』エンディングテーマ |
所属レーベル | B-Gram RECORDS |
売上枚数 | 約129万枚(ミリオンヒット) |
スラムダンクのエンディングで大ヒットに
リリース当時はオリコン2位を記録し、累計ミリオンセラーを達成。
アニメ『スラムダンク』の終盤、物語がますます盛り上がる時期にこの曲が流れ始めました。
感情を揺さぶる歌詞と、力強くも切ないメロディ。
試合の余韻に重なるようにエンディングで流れるこの曲は、多くの視聴者の心に深く残りました。
サビの「世界が終るまでは〜」というフレーズはもちろん、
「このトラジディナイト」という印象的な言葉も、当時から話題に。
WANDSの中でも特にヒットした曲として知られています。
スラムダンクと歌詞のシンクロがすごい
この曲がここまで心に残る理由のひとつが、「スラムダンクのストーリーと絶妙に重なる」という点。
- 勝利だけじゃない、葛藤や別れも描かれる青春
- 仲間との絆、そして終わりの気配
- 諦めたくない思いと、ふと訪れる虚しさ
“青春のリアル”がこの曲の中にも詰まっていて、
まさにアニメのラストを彩るにふさわしい一曲でしたよね。泣

この曲を聴くと、脳内でアニメが自動再生される!
『世界が終るまでは…』はラブソング?
タイトルからは壮大で終末的な印象を受けますが、
歌詞をよく読むと、実は深い愛や未練を描いたラブソングであることが分かります。
- 「戻れない夜」
- 「失ったぬくもり」
- 「君を想い続けている」
…といった表現からは、かつての恋人への想いや、終わってしまった関係に対する後悔が感じとれますよね。



互いのすべてを 知りつくすまでが
愛ならば いっそ永久に眠ろうか
っていう歌詞は冷静に考えるとちょっと不穏な空気が流れてきそう‥
令和の今も愛され続ける理由
「スラムダンク THE FIRST」の公開や、WANDSの再始動などをきっかけに、
若い世代にもファンが増えて、再び注目を集めています。
TikTokやX(旧Twitter)では、アニメのシーンと一緒にこの曲を使った動画も多く見られますよね。



まさに“時代を超えて響く名曲”ですね!
まとめ
この記事では、WANDSの『世界が終るまでは…』に登場する「このトラジディナイト」の意味を中心に、
曲全体の世界観やスラムダンクとの関係について紹介しました。
「このトラジディナイト」は、戻れない時間や、失ってしまった何かへの想いを表すフレーズ。
ラブソングとしての切なさと、スラムダンクの物語が交差することで、より深く心に残る一曲となっています。
懐かしさや共感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
あらためて聴き直してみると、当時とは違った気持ちで受け取れるかもしれません^^