最近SNSでバズってる「テモる」という言葉。
鉄道ファン、特に「撮り鉄」が使う言葉で、「電車を止めてしまうような迷惑行為」を指すネットスラングです!

「テモ」って語源はなに?
この記事では「テモる」の意味と語源、SNSでバズった投稿・具体的な迷惑行為をまとめます^^
テモるの意味は?
「テモる」とは、鉄道ファンの中でも特に「撮り鉄」と呼ばれる人たちの間で使われているスラングで、
列車を緊急停止させてしまうような迷惑行為を指す言葉です。
テモるの語源は?てもきん
「てもきん」は、「手動でもう一度緊急停止すること」を意味する言葉で、
鉄道の運行現場や一部の鉄道ファンの間で使われています!
具体的には‥
- 「て」=手動で
- 「も」=もう一度
- 「きん」=緊急停止
この「てもきん」から、「電車を止めてしまう行為」=「テモる」というスラングが生まれました。
テモった!SNSでバズった投稿は?
神立試単が北千住でテモりました
— 坂道🇯🇵 (@11IgKslW0T40399) July 24, 2025
やばすぎ😱
私も混乱で赤くなってしまい申し訳ございませんでした pic.twitter.com/84XmXkeKAR
この投稿は、実際に「テモる」という言葉が使われた例としてSNSで大きな注目を集めました!
「神立試単が北千住でテモった」という一文からもわかる通り、
鉄道ファンの間では「テモる」が一般的な用語として使われつつあることがわかります。
緊急停止が発生した際の驚きや謝罪もセットで投稿されており、
こうした投稿が拡散されることで、「テモる」という言葉自体も広まっています!
テモるの具体的な行為例は?
「テモる」は、列車を緊急停止させるような迷惑行為全般を指します!
安全運行を妨げる行動がすべて該当します。
- 踏切内に三脚を置いて撮影する
- 安全柵を乗り越えて線路内に侵入する
- ホームの黄色い線(安全ライン)を大きく超えて撮影
- 架線や標識など鉄道設備を破損させる
- 緊急停止ボタンを不要な場面で押す
- 他の乗客や通行人の迷惑になる場所取り・機材の放置
これらはいずれも、運行に影響を与えるだけでなく、事故やけがにつながるリスクも高い行為です。
「テモる」と法律違反になる?罰則や責任をチェック
「テモる」は単なる迷惑行為で済みません。
内容によっては法的に処罰される可能性が高い重大な行為とみなされます。
ここでは、実際にどんな法律が関係し、どんな罰則が科される可能性があるのかまとめます!
主に適用される法律と罰則一覧
行為内容 | 該当する法律 | 罰則内容 |
---|---|---|
線路に無断で立ち入る | 鉄道営業法違反 | 1万円未満の科料 |
電車を止めるような危険行為をする | 電汽車往来危険罪(刑法125条) | 2年以上の懲役 |
非常停止ボタンをいたずらで押す | 威力業務妨害罪・偽計業務妨害罪(刑法) | 3年以下の懲役 または 50万円以下の罰金 |
機材の過失で電車を止めてしまう | 過失往来危険罪(刑法129条) | 30万円以下の罰金 |
駅員や係員に暴力・けがをさせた場合 | 傷害罪・暴行罪 | 傷害:15年以下の懲役 暴行:2年以下の懲役 |
民事で損害賠償も発生する可能性がある
たとえ逮捕や起訴に至らなくても、電車の運行が妨げられた場合は
鉄道会社から損害賠償を請求されることがあります!
- 乗客への影響人数や遅延時間に応じて、数十万〜数千万円、場合によっては億単位に及ぶことも。
- 実際に「撮り鉄」の行為で遅延が発生し、損害賠償を求められた例も報道されています。
まとめ
「テモる」は、鉄道ファンが注意すべき重大なNG行動を指す言葉!
ほんの少しの油断や無理な撮影が、多くの人に迷惑をかける結果になります。
鉄道を愛するならこそ、ルールとマナーを守って楽しみたいですね。