レモン彗星2025いつどこで見れる?日本全国の観測条件・方角・時間まとめ

2025年の秋、日本の空に「レモン彗星(C/2025 A6)」がやってきます。

数千年に一度しか地球のそばを通らない長周期彗星で、

10月から11月にかけて日本全国で観測できる注目の天体ショーです^^

「いつ見えるの?」「どこを探せばいい?」「肉眼でも見えるの?」

そんな疑問に答えるために、

本記事ではレモン彗星2025いつどこで見れる?日本全国の観測条件・方角・時間をまとめます。

天文ファンはもちろん、普段あまり星を見ない方でも楽しめるように、観測のコツも紹介しますよ。

息子の宿題で星を観察するようになって、我が家もレモン彗星は絶対観たい!

目次

レモン彗星2025|日本でどこで見れる?

レモン彗星は、日本全国から観測できるチャンスがある彗星です。

10月21日には地球に最も近づき、新月と重なるため空が暗く、絶好の観測条件となります。

また、11月8日には太陽に最接近し、明るさがピークに達する可能性があります。

この期間は北海道から沖縄まで、日本全国で観測のチャンスがあります。

2025年の秋に日本でレモン彗星は、10月下旬〜11月上旬が最大の見ごろで、

日本全国どこからでも観測可能です。

レモン彗星2025|見れる方角は?

レモン彗星は見える時期によって空のどの方角に出るかが変わります。

  • 9月〜10月上旬は、夜明け前の東北東の低い空に現れます。
  • 10月中旬〜下旬は、日没後の西から北西の地平線近くに見られるようになります。
  • 11月上旬は、さらに北西から北の空へと移動していきます。

いずれも高度はあまり高くないため、

建物や山にさえぎられない、地平線まで開けた場所で観測するのがおすすめです。

レモン彗星2025|見れる時間は?

レモン彗星は一晩中見えるわけではなく、時期によって観測できる時間帯が変わります。

  • 9月〜10月上旬は夜明け前の1時間ほどがチャンス。東の空が明るくなる前に探しましょう。
  • 10月中旬〜下旬は日没後すぐ、空が暗くなる頃に西〜北西の空を観測するのがベストです。
  • 11月中旬ごろには太陽に近づきすぎて見えなくなるため、11月20日ごろが見納めとなりそうです。

\ レモン彗星2025|観測条件まとめ表 /

日付・時期明るさ予想方角時間帯ポイント
9月中旬〜10月上旬7〜6等級東北東の低空夜明け前(1時間前後)双眼鏡なら見える。明け方の観測チャンス。
10月中旬〜10月20日ごろ6〜5等級西〜北西日没後すぐ〜宵のはじめ徐々に明るさ増す。空が暗くなる直後に観測を。
10月21日(地球最接近)約5等級北西日没後1時間〜1時間半新月で条件最高。双眼鏡で見つけやすい。
10月22日〜10月末5〜4.5等級西〜北西 → 北夕方〜宵の空秋の星・アークトゥルスの近くを通過。
11月上旬(近日点前後)約4等級北西〜北日没後すぐ明るさピーク。暗い場所なら肉眼でも可能性あり。
11月中旬(〜11月20日ごろ)4〜5等級北西低空夕方の短時間見納め時期。太陽に近づき観測困難に。

レモン彗星2025|どのくらい明るい?肉眼で見える?

彗星の明るさは予測がむずかしいですが、レモン彗星は最大で4等級前後になると考えられています。

暗い場所であれば肉眼で見えるレベル。

ただし、街中では空が明るいため肉眼での観測はほとんど難しく、双眼鏡を使うのが確実です。

双眼鏡があれば彗星のぼんやりとした光や尾の広がりを確認できる可能性があり、

さらに小型の望遠鏡なら細かい姿まで楽しめます。

条件が良ければ、郊外や山間部で肉眼でも尾を引いた彗星の姿を見られるかもしれません^^

レモン彗星とは?

レモン彗星(C/2025 A6)は、2025年秋に日本から観測できると期待されている長周期彗星です。

名前の由来は?

レモン彗星の名前の由来、実は果物のレモンとは関係ないんです。

レモン彗星は、2025年1月にアメリカ・アリゾナ州にある「マウントレモン天文台」で発見されました。

彗星の名前は発見した天文台や望遠鏡の名前にちなんで付けられることが多く、

今回も「レモン」という地名がそのまま使われています。

マウントレモンはアリゾナ州の都市ツーソン近郊にある山で、植物学者 サラ・プランマー・レモン(Sara Plummer Lemmon) の功績をたたえて名付けられたといわれています。

つまり「レモン彗星」という名前は、発見地 → 山の名前 → 人名へとつながる由来なんです。

レモン彗星は、太陽のまわりをおよそ1350年かけて一周するため、

太陽や地球に近づく機会が非常に少なく、観測できるチャンスはとても貴重です。

レモン彗星が次に太陽系の内側に戻ってくるのは1000年以上先になると考えられています。

私たちがこの彗星を肉眼や双眼鏡で見られるのは、人生で一度きりの出来事かもしれません。

2025年の秋に訪れるレモン彗星の接近は、見逃せない天体ショーですね^^

レモン彗星2025|観測条件と注意点

レモン彗星は星のように明るくはなく、淡い光なので少し工夫が必要です。

街の明かり(光害)が少ない郊外や海辺、高台などがおすすめです。

特に今回は低空に現れるため、西〜北西方向に障害物がない場所を選んでください。

観測機材は双眼鏡が一番手軽で効果的です。

倍率7〜10倍程度の双眼鏡なら十分◎

さらに写真に挑戦するなら三脚とカメラを用意すると、

肉眼では見えにくい尾の広がりまで写し出せることがあります。

まとめ|2025年秋はレモン彗星に注目!

2025年の秋、日本からレモン彗星が観測できるチャンスがやってきます。

  • 見える期間:9月中旬〜11月中旬
  • 観測の山場:10月21日(地球最接近)と11月8日(近日点通過)
  • 見える方角:東北東 → 西〜北西 → 北西〜北へと移動
  • 明るさ:最大4等級前後、双眼鏡ならほぼ確実に見える

条件が良ければ肉眼でも確認できる可能性があり、天体ショーとしてはとても貴重です。

ぜひ秋の夜空を見上げ、宇宙からの訪問者に会いに行ってみてください⭐️

本記事は公開されている天文情報やAIを使った調査をもとにまとめています。彗星の明るさや観測条件は予測に過ぎず、必ずしも100%正確ではありません。実際の観測条件については最新の天文情報もあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「トレンドキャッチャー」編集部|さとうです。
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