根比べの語源は?コンクラーベが日本語みたい!意味は同じ?空耳ワードを解説

SNSでコンクラーベと根比べ、言葉の響きが似てるし、なんとなく意味も通じそうな雰囲気ありますよね。

でも実は、ぜんぜん違う言葉なんです

「コンクラーベ」は、ローマ教皇を選ぶための選挙のこと。

「教皇選挙」という英語が放映されたり、ローマ教皇のニュースなどで

この言葉が話題になり「コンクラーベと根比べ、関係あるの‥?」と人が続出しています。

この記事では、「根比べ」「コンクラーベ」のそれぞれの意味・由来について、

ゆるっとわかりやすく解説していきますね。

目次

根比べの語源は?

「根比べ」という言葉は、もともと【植物の根っこ】を比べることに由来しています!

「根比べ」は、日本語の慣用句

現在は「我慢強さ」や「粘り強さ」を競う場面で使われています。

植物は、目に見える部分以上に、地中にしっかりと根を張って生きていますよね。

その根の強さや張り具合を比べることで、「どちらがよりしっかり踏ん張っているか」を見極める、

という考え方が昔からあったんです。

根比べの意味

意味はざっくり言うと、どっちが先に折れるか、我慢くらべみたいなイメージです。

「どっちも引かなくて、もう根比べだね‥」というニュアンスで使われます。

「根比べ」とは、植物の根のように見えない部分でじっくりと耐え抜く強さを表した言葉。

現代でも、「簡単には折れない心」の勝負を表すときにぴったりの表現なんです!

【根】は「根性」や「根気」の【根】。

精神力の強さを比べてる言葉だそうです。

コンクラーベは日本語?根比べとは意味は同じ?

「コンクラーベ」と「根比べ」、音の感じはそっくりですよね。

日本語の言い回しっぽく聞こえるのも納得です。

ですが、「コンクラーベ」は日本語とは関係ない言葉で、まったくの別物です!

コンクラーベ(conclave)とは

「コンクラーベ」は、カトリック教会で新しいローマ教皇を選ぶために行われる選挙のこと。

語源はラテン語の conclave(鍵をかけて閉じた部屋)。

外部との連絡を断った状態で枢機卿たちがひたすら話し合い、投票を繰り返していきます。

全然違う由来の言葉なんですが

語感だけじゃなくて、中身もちょっと似ているので、SNSでも

なんて声が多く見られました!

まとめ|コンクラーベと根比べは、語感は似てるけど全くの別物!

「コンクラーベ」と「根比べ」は、語感こそそっくりですが、意味も使われる場面もぜんぜん違う言葉でした。

どちらも【決着をつける】っていう雰囲気があるせいか、

ちょっと似たような印象を受けるのも不思議じゃないかもしれません。

私も最初に「コンクラーベ」と聞いたとき「根比べのことかな?」って思ったので、

同じようにモヤッとした方のヒントになればうれしいです◎

この記事を書いた人

「トレンドキャッチャー」編集部|さとうです。
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