大惑星直列2025は何時・どの方角から観れる?おすすめの観測スポットも紹介

2025年8月10日の朝、6つの惑星が東の空に勢ぞろいする「大惑星直列」が日本全国で観測できます。

この記事では、大惑星直列2025は何時・どの方角から観れる?おすすめの観測スポットも紹介します^^

早起きしてでも見たい貴重な天文ショーを、事前にしっかり準備して迎えましょう。

目次

大惑星直列2025年8月10日|見える時間と方角

2025年8月10日の大惑星直列は、午前4時前後から日の出直前にかけて、東〜南東の低空で観測できます。

この時間帯は太陽が昇る前で空が暗く、6つの惑星を一度に確認しやすい条件がそろっています^^

東京では4:00〜4:50頃、大阪では4:15〜5:05頃が観測のピーク。

街灯やビルのライト、看板の照明が少なく、

地平線まで見渡せる場所であればさらに見やすくなります!

夜明け前に東〜南東方向の視界が広い場所に行くとよく観られますよ^^

大惑星直列とは?2025年8月10日の特徴と見える惑星

惑星直列とは、複数の惑星が地球から見て一直線に並んだように見える天文現象のことです。

2025年8月10日には、水星・金星・木星・土星・天王星・海王星の6つが揃って観測可能です!

このうち水星・金星・木星・土星は肉眼でも見やすく、

天王星・海王星は双眼鏡や天体望遠鏡があるとより鮮明に観察できます。

特に金星や木星は明るく輝くため、初心者でも見つけやすい惑星です◎

今回の直列は、天文ファンはもちろん、初めて星空観察をする方にも楽しめる絶好のチャンスです。

大惑星直列2025年8月10日の観測時間と地域別の目安

地域によって観測に適した時間は異なりますが、日の出のおよそ1時間前がベストタイミングです。

日の出が近づくにつれて空が明るくなり、特に低空の惑星は見えにくくなります。

目安時間は以下の通りです。

  • 東京:4:00〜4:50頃(日の出 4:59)
  • 大阪:4:15〜5:05頃(日の出 5:15)
  • 札幌:3:40〜4:30頃(日の出 4:40)
  • 那覇:5:10〜5:50頃(日の出 5:59)

観測する方角は東の地平線から南の空にかけて。

金星や木星は明るく目立つため、目印として探すと他の惑星を見つけやすくなります。

大惑星直列|観測成功のためのポイントと注意点

東〜南東の低空が見える場所を選ぶのが理想です。

水星は高度が低く見える時間が短いため、海岸や高台など障害物のない場所がおすすめです。

天候の影響も大きいので、必ず事前に天気予報を確認しましょう!

双眼鏡や望遠鏡があると、天王星や海王星まで観察範囲が広がります。

真夏でも夜明け前は肌寒く感じることがあるため、軽い防寒具を持参すると安心です。

大惑星直列2025年8月10日|全国おすすめ観測スポット

都市部から少し離れた、光害の少ない場所が観測に適しています。

東の空が開けていることが重要です^^

関東のおすすめスポット

  • 葛西臨海公園(東京)
  • 幕張海浜公園(千葉)
  • 大洗海岸(茨城)

関西のおすすめスポット

  • 舞洲・南港周辺(大阪)
  • 六甲山展望台(兵庫)
  • 白浜海岸(和歌山)

北海道・東北のおすすめスポット

  • 知床半島ウトロ側(北海道)
  • 小袖海岸(岩手)

中部・九州・沖縄のおすすめスポット

  • 阿智村(長野)
  • 阿蘇山周辺(熊本)
  • 竹富島(沖縄)

大惑星直列|観測準備と撮影のコツ

星空アプリで事前に惑星の位置を確認しておくと安心です。

撮影する場合は三脚とリモートシャッターを使い、手ブレを防ぎましょう!

ISO感度は高め(1600以上推奨)、露光時間は数秒〜10秒程度が目安。

水平線近くは大気のゆらぎがあるため、何度か撮影を試みると良い写真を撮れるはずです^^

星空アプリ
  • Star Walk 2(有料版あり)
  • SkyView(無料版あり)
  • SkySafari
  • Google Sky Map(Android向け)
  • Night Sky(iOS向け)

前回の6惑星直列はいつ?次回はいつ見られる?

2025年は大惑星直列が複数回見られる珍しい年です。

直近では2025年1月21日に6惑星直列が発生し、2月28日には7惑星直列というさらに珍しい現象が観測されました。

次回、同規模の6惑星直列が見られるのは2026年2月28日の予定です。

惑星直列は周期的に発生しますが、6つ以上が一度に揃う機会は数年おきと限られています。

まとめ|2025年8月10日は早起きして東の空をチェック

2025年8月10日の朝は、午前4時前後から東〜南東の空を注目しましょう。

光害の少ない場所であれば、6惑星直列をはっきりと見ることができます^^

海辺や高台、広い公園など条件の良い場所で、

双眼鏡や望遠鏡、防寒具を準備し、天気予報を確認してから出かけましょう。

夏の特別な天文ショーを、ぜひその目で確かめてください^^

本記事の内容は天文学的な予測やAIを活用した情報をもとに作成しています。
天候や観測条件により、実際にご覧いただけない場合があります。
観測の際は最新の天気予報や現地の状況をご確認ください。

この記事を書いた人

「トレンドキャッチャー」編集部|さとうです。
いま話題のモノ・コト・ニュースをサクッと分かりやすくまとめてお届けします。
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